Travis Japanを知る

私は、1994年からのKinKi Kidsファンです。

1つのグループを応援し続けてきた人間のとある出来事のお話。

 

一週間くらい前。

夜中、ツイッターのトレンドに屋良くんが出演していたRIDE ON TIMEの話題がありました。

RIDE ON TIMEとは、ジャニーズに関するドキュメンタリー番組です。

つい先日、我らが光一さんも出演させていただきましたが、メイキング好きには非常に面白い番組です。


私が目に入ったコメントの多くは、一人の子が泣いていたことについて。


その名は、宮近海斗さん。


おうおうおう。

知ってるぞ、この子。

キスマイのバッグについていた、えっらい可愛い顔した子でしょ。

可愛らしい顔してるし、泣くのも意外そうじゃないけど何でだろう…?と。


何やら、屋良くんに指摘された部分について泣いていたという。

ふーんと流すこともできたのに、なぜか気になり見逃し配信を見てみることに。


この回、密着したのは、7人グループのTravis Japan(トラビス・ジャパン)


グループ名は聞いたことがある。トラヴィスが作ったとかなんとか?「トラジャ」って呼ばれてるグループだったような?

知識としてあるのは、ほんとその程度で、映像の中に出ている子達がほぼ分からない。

顔が分かるのは、宮近くんと如恵留くんだけ。

如恵留くんは、何でか顔と名前を知っている。今年のSHOCKでも目を引いた子だった。

だからといって、この二人がTravis Japanというグループに所属していることは把握しておらず。ごめんなさい。


ざーっと観ていて、「んっ!?」っとなったシーンがあった。

彼らが出演する舞台の振付師である屋良くんが考えてきた振りをメンバー数人に教えている場面。

足の動きが吐きそうになるほど複雑な振り。「シャッフルダンス」と言うそうです。

うわぁぁぁぁぁ、今のJrの子はこんな難しい踊りを覚えなきゃいけないのかっ!

大変だなぁ、相当時間かかるだろうなぁ…

 


踊ってる(°д°)

 

 

日跨ぐどころか、時間もそんなに経ってないように見えるのに、すでに踊れてるわけですよ。

信じられませんでしたよ。

こんな難題を与えられるジャニーズのグループがいるなんて。

それをクリアできてしまうくらいの能力を持っているなんて。

「普通できないでしょ」って屋良くんも言っていた。


あまりに凄すぎて、彼らの踊りをもっと見てみたくなった。

しかししかし、KinKi Kidsファンの自分の手元にJrくんの映像があるわけもない。

……!!!

そういや、JrがYouTubeを始めたとか聞いたぞ。

今もあるだろうか。

その中に、彼らが踊ってるものがあったらいいな。

YouTubeでJrが何をしてるのかも知らずに、検索検索……。


なんか、色々出てきた。

とりあえず、定点カメラであろうキャプチャをクリック。

Travis Japan【ダンス動画】

「Lock Lock」

「Happy Groovy」

Talk it! Make it!

 

すごい!!!!!!!!!!

 

もうね、次のダンス動画へクリックの手が止まらなかった。

全員踊りが上手いんだもの!

体格の良い子、華奢な子、小柄の子、背の高い子、と体型はバラバラのグループ。

なのに、均整の取れた一つのグループダンスになっていることに、とにかく驚いた。

背の高い子は他の人よりさらに膝を曲げ高さを低くしたり、小柄な子は手や肩の動きをより広げ大きく見せる工夫をしている。

一人に視点を合わせるとそれぞれがちゃんと個性のある踊りをしているんだけど、7人の引きの画で見ると見事なシンクロダンスになっているのだ。

企画モノの、【倍速ダンス】ができてしまうのもどうかしてる。「普通できないでしょ」だよ。


特に惹きつけられたのは、「VOLCANO」

高度なフォーメーション展開と求められる表現力。

前半溜めたエネルギーを後半に爆発して解放するのが最高にカッコイイ。

誰が振り付けをしたのだろうと検索してみたけど出てこず残念。


全員踊りが上手いのだが、中でも私は、宮近くんの踊り方がとてもとても好きだ。

生まれた時からあると思わせるほどのリズム感。

体幹が強いことが分かる、どんな動きをしてもブレない芯のある踊り。

フリーダンスの部分も天才的に綺麗。

あの可愛らしい顔とのギャップがいいね。


これだけ、揃った踊りができるのだ。

このメンバーで長年活動しているんだろうと調べたら、なんと現メンバーになってからまだ2年とちょっというではないか\(◎o◎)/

初期メンバーに、吉澤閑也さん、中村海人さん、宮近海斗さん。

2012年のPLAYZONEに、川島如恵留さん、七五三掛龍也さんが参加。

グループ名はありつつも活動においてメンバーが固定されず、増員減員を経て、2017年11月に松倉海斗さん、松田元太さんが加入し、現在の7人に。


なんじゃこりゃですよ。


それで、あの統一がとれたダンスができるっていうことが本当に衝撃でした。

JrだとかCDデビューだとかの区切りもなく、減ることも増えることもなく、同じ人としかグループを組んでないKinKi Kidsのコンビネーションを褒められるのはまぁ自然なことなのかもしれないと、彼らについて調べてて感じました。

ダンスが素晴らしいのは分かったし、するとどういう人物たちなのかと興味が沸いてくるもんで。

彼らが作っている関連動画を適当にクリックして色々見ました。


感想

・面白い
・常に全力
・初めましてさんにも優しい、個々の性格・関係性の説明がありがたい
・礼儀正しい
・タメ口で話すけど尊重しているのが伝わる素晴らしい上下関係のあり方
・愛情を素直にぶつけ合える
・わちゃわちゃがかわいい
・時々本気の真面目モード
・ダンスに対するプライド
・グループ愛が強い
・全員ボケたがり
・ファンを「お客さん」と呼ぶ
・繕うのが苦手
・顔のタイプの被りがない

いや~、見ていて実に楽しい人たちです。

今まで知らなかったのが嘘みたいに、彼らの魅力に惹かれております。

で、

話がスタートに戻るのですが。

ざっと、Travis Japanの動画を見て、宮近くんが人前で多く涙を見せるタイプの子ではないことが分かりました。

彼は「リーダー」とメンバーにたまに呼ばれています。

それが、実際のリーダーなのか、呼ばれているだけなのかは不明。

可愛い顔をぶっ潰して変顔をしたり、誰よりも大きな声で歌を歌って目立ったり、ちょっとの隙間も体を動かしたり。

と、一見ボケ担当に感じる行動が多いが、常にグループを俯瞰で見ている子。

進行も多く担い、話がズレると自然と軌道修正。

動画の中でも背負いすぎる事をメンバーに指摘されていた。

こういう、Travis Japanの、内面の部分を言葉にして伝えられる関係性が本当に素敵だ。

宮近くんは、グループがもっともっと良くなるように。

広く多くの人に知ってもらいたいって常に考えている。

思ったのは、中居くんみたいだなって。

グループの良いところを分かってもらえるよう、率先してボケ役にもいくし、ピシッとするところは徹底して正す。

若干、22歳。意識の高さが半端じゃないです。


最初、顔も名前も知らなかった若者だったのが、たった一週間で顔と名前、こんな性格の人たちなのかな、この人とこの人の関係性、彼らが目指すものも知れた。

それを後押ししてくれたのは彼ら自身が提供してくれた動画の中というね。


以前、テレビで某氏が仰っていました。

「大好き」は、自分の意に反した瞬間「大嫌い」になり、「大嫌い」から入ると、意外とちょっとしたきっかけで「大好き」になる。

一番怖いのは、「別に」と興味がない人だと。


夜中にPCを開いていなかったら、彼らに興味を持つことは、この先もなかったかもしれない。

たまったま、引っかかるものがあって、検索して、動画を見るところまで進んだんですもん。

何がきっかけで知って興味に繋がるかなんて一人一人違う。違って当然ですよ。

自分たちの魅力を自分たちで発信しているってすごいことです。


絶賛トラジャに嵌り中。

 


Travis Japan【ダンス動画】VOLCANO (dance ver.)